ゴールデンウィークを前に、オーナーさんのハーレーダビッドソンの点検整備依頼で入庫スケジュールが過密になってきた。ハーレーは、メッキの輝きもさることながら、“美しいオートバイ”が一般的な評価と見方になっている。ところで、あなたのハーレーのフロントフォークは美しく輝いてますか?
【最上級モデルCVO仕様のメッキアウトのフロントフォーク】
路面からくる飛びはねて来る小石、雨水や跳ね上げた汚水。また海岸道路では、潮風がこのフロントフォークに当たります。そんな酷使を強いられているフォークの表面には小傷などから錆びを誘い込んでしまいます。
【悲しい錆びが広がった状態】
道路を走行すれば当然前から風や潮風を受ける。房総半島や伊豆半島などからのツーリング先から帰宅したら真水でさっと塩分を落としたい。そのまま放置すると錆びは広がる。
【手入れされた美しい状態】
塗装技術も進化して「パウダーコーティング」が好評を頂いている。そのパウダーコーティングのメリットを箇条書きにすると・・

【パウダーコーティング後】
パウダーコーティング加工そのものは1万円前後、その塗装のためフロントフォークのオーバーホール(全分解)と車体からの脱着工賃など、車両に少しの違いがあるが、おおむね5万円~6万円で作業を受注させて戴いています。このパウダーコーティングで、さらに10年間は美しくスマートに乗りたいものですね。
2011年1月~12月の新車登録(小型2輪車・251㏄以上)。いわゆるハーレーやBMWの輸入車、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキなど日本で販売されているオートバイの販売実績が公開された。その上位40機種のうちハーレーダビッドソンは12モデルが入った。
【2012年はXL1200V・セブンティツーが上位か?】
そのハーレーダビッドソン12モデルで、全国第6位にくいこんだのは「XL1200X・フォーティーエイト」だ。
【XL1200X・フォーティーエイト】
ハーレー・ビッグツインエンジン(1584cc以上)では「FXDL・ローライダー」と「FLHX・ストリートグライド」が続いている。
【FXDL・ローライダー】
ロングツーリングの相棒として、“ハーレーらしさ”を残しつつ、野暮ったいパーツをとり除き、スポーティでハイセンスなデザインが人気の「FLHX・ストリートグライド」。06年の発売以降、その根強い人気はハーレーからハーレーへ乗換え組、国産大型バイクから乗換えた、いわゆる“オートバイ乗り”が選ぶ、マニアシップマシンな1台になっている。ちなみに、小生の「北海道ツーリング」の相棒は、このストリートグライドだった。
【FLHX・ストリートグライド】
小型二輪の1位はホンダ・CB400SF。上位40機種のうち輸入車勢では、ハーレー12機種、BMWが4機種、ドゥカティが1機種である。こうして見るとハーレー人気は依然続いていることが判る。
最新モデルのハーレーダビドッソン・ダイナシリーズやXL1200X・フォーティエイトには、「ミシュラン」と「ダンロップ」のタイヤが純正化。アメリカ本社工場より装着され出荷されている。世界的にも高速走行化が進み、モーターサイクルも20年前に比較すると、平均速度で10㌔程度上昇しているようだ。
【タイヤブランドネームをクローズアップしてペイントしてみた】
4月14日開通の新東名も120㌔巡航が可能なロードプランと聞く。そんな高速走行に伴ってカーブでのグリップ力、高速道路での二人乗りなど、ひと昔とは違ったタイヤへの環境変化に対応している。
【タイヤがキレイだと車体まで美しく見える】
タイヤの寿命は新品から約5年間。これを超えると劣化に伴う走行機能の低下が著しく、パンクや空気漏れも少なくない。野外駐車なら劣化はさらに早い。現場からの私観だが、磨り減ったタイヤに無頓着なライダーには、転倒やツーリング先でのパンクが目立つ気がする。
【左は新品、右の使用限界を超えている】
ハーレーダビッドソンに視る走行距離と磨耗の相関では、フロント・リヤタイヤ1の交換目安は1万㌔。空気圧はフロントタイヤは2(kgf/cm2)リヤタイヤで2.3。タンデムでのロングツーリングなら10%程度加圧したい。
今日はちょっと想い出話を・・懐かしい20代後半の頃だと思う。もう30年以上前の写真を、引出の奥から見つけた。人間誰しも若かりし頃の話を始めると“老いの証し”だとか。それを承知でちょっとだけ。その古い写真をデジカメで撮り、アップしたのがこの走行シーン。モトクッロサー(公道不可)ホンダ・CR125Rを駆って、河川敷のモトクロスコースで練習しているシーン。この頃は、休日と云えばツーリングとオフロードバイクを愉しんでいた。オートバイには無限の楽しさがあることを知ったのもこの頃である。
【オートバイの芯をカラダで捉える・・それはやらないと分らない】
転んではマシンを起こしてまた駆ける(爆苦・・若い体力でないとやれない)。オーバースピードでコーナーに入りブレーキタイミングも狂ってオーバーラン。その逆に早めの減速でコーナーの立ち上がりを失速させたり、レーサーのエンジン・パワーは高回転なうえピーキーで扱いにくい。オフロード(不整地)走行では“加速と減速”が荒っぽいと、そのまま滑って「進まない加速」と、「止まらない減速」を引き起こす。
タイヤが最大のグリップ効果を生むのは、路面に対して回転方向にある時だけで、バンクさせて加減速をやると転倒を招きやすい。これらのウンチクは、そんな青春時代のオフロード走行を通し、重なる多くの転倒からカラダへ染み込んでいったと思う。
【2012年春のグルメツーリングから】
ハーレーダビッドソンだろうと、レーサーレプリカであろうと、オートバイ・ライディングの基本は、オフロードにその原点があると確信している。但し、40歳以上の年齢を重ねると、オフロードは肉体的にもリスクが高い。ここはハーレーダビッドソンをゆっくり愉しむことをお勧めしたい。
“30分も走るとお尻が痛くてぇ~”。そんな苦痛をうったえるハーレーオーナーさんには「純正外部品」、云わゆる「社外品」を装着していることが少なくない。デザインや見た目重視で選んだシートと思われるのだが、シート座面が“狭く細い”タイプに、その苦痛の症状は多く見られるようだ。
【FLHXストリートグライドなどツーリング系シートは疲れ知らず】
【ソフティルCVOは豪華なムードのレザー張り】
小生、年間のロングツーリングは10回以上、走行距離も5000㌔に及ぶが、使用するメーカースタンダードのシートにはそんな苦痛はまったくない。とは云え、ハーレーオーナーには体格の違いや、足つき性、座り心地には個人差と好みもある。まずは、ノーマルシートでのカスタムをお奨めしたい。
【足つき性を考慮したこのシートは薄く修正後のもの】
ご覧いただいているのはメーカー純正カスタムのノーマルシートである。共通点は、しっかりとお尻を受ける座面の大きさが決め手と分る。下写真のリヤシートのような四角いタイプ。デザイン優先で“二人乗り”を形式上整えてはいるが、20㌔以上のツーリングには不向きだ。北海道などへロングツーリングならタンデムを思いやり、ライダーと同じ座面を持ちたい。オプションの幅広シートを検討しよう。
シートのカスタマイズ、幅や高さの修正や加工は25000円~45000円、お気軽にご相談ください。
【Vツインエンジンを積んだ1911年モデル】
ハーレーダビッドソン社が1903年創業して109年が経つ。来年2013年には、110周年を迎える。ご存じハーレーのエンジンと云えば「V型ツインエンジン」、通称「Vツイン」と呼ばれている。このエンジンの歴史も、2011年には100年を迎える。1903年の創業時は、単気筒シングルエンジンだった。現在のツインカム96エンジンの原点となったのがこのVツインである。
【OHVエンジンの基本型は現在へ継承】
排気量は811㏄で6.5馬力であった。現代のエンジンに比較し10分の一に相当。日本に輸入された第1号車は1913年だから、来年でこちらも100周年を迎えることになる。
【1908年・レースに出場したシングルエンジン】
創業間もない1908年モデルで、409cc3馬力のシングルエンジンである。パワーは現在の原付バイク並だが、100年前の当時は最高水準を誇ったのだ。この時代から現在も変わらぬことがある。それはメンテナンスをしながら乗るということ。ハーレーダビッドソンの寿命は約60年と云われている。しかし、1950年代のビンテージが現役だ。まだ旧車市場では人気が衰えず高額な売買となっているようだ。ハーレーオーナーなら愛車を大切に点検整備しながら乗れば、あと50年は乗れるかも・・・?!
ハーレーダビッドソン正規販売店の使命として、入門者的なお話を差し上げたい。現在ハーレー全モデルでは32機種を販売。その中で、もっとも廉価でお求めやすいのは「XL883L・スーパーロー」本体価格¥948000だ。自賠責保険や税金など諸費用を含め*1.066.280円で購入できる。ちなみに、ローンなら月々8.992円と、月に一度行く居酒屋の呑み代くらいでハーレーオーナーだ。わたしたち正規ディラーも、明日から春本番の繁忙期に入る。その本格的なバイクシーズンに合せ店頭試乗イベントをスタートです。
【お手頃なXL系スポーツスターが入門者向けだ】 *足立ナンバー圏内での合計金額
ご来店される中高年の方が、「若い頃はホンダとかヤマハの大型バイクに乗っていた」などと、懐かしい思い出話をされる。その時代(1965年頃)ハーレーダビッドソンは、日本への輸入も少なく、車両価格を現在のサラリーマン平均収入に換算すれば本体価格は600万円相当になる。そんな時代に比べると買い求めやすくなった。
【`60年代のハーレーダビッドソン・ディオグライド】
ハーレーダビッドソン亀戸へご来店をいただき、車両のご商談と試乗くださった方へささやかな記念品(HDペンライト*下写真)をご用意。
【LEDライトは小型とは思えない明るさ】